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2018.12.11 Tue | BLOG

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子どもが骨折して救急にかけこみました!パート1

 

こんにちは、ママ特派員のPinecrestです
ホリデーシーズンになりましたね!
我が家は、夏休みが終わり、待ってました母の自分時間!と、ワクワクしておったのですが、娘がプリスクール登園拒否になってしまい、新しいところを探すのに奔走した秋でした・・・。
この話はまた今度お届けすることにしまして、今回・次回は、娘の骨折のことを書きたいと思います。

 

みなさん、骨折の経験はありますか?
私は中高のクラブ活動で2回ほど経験があるのですが、なかなか痛いですよねー。なんと、痛みそれ自体の「強さ」で言うと、出産の痛みと変わらないそうです。痛みの強さ✖️(かける)持続時間で言うと、もちろん出産の方が痛いそうなんですが。
今回はそんな痛みと戦う2歳半の様子、病院での診断までをお届けします。

 

 

骨折当日:痛がる2歳半、見てる方がしんどかった。

 

 

その日は夫の帰宅が少し遅く、母子で夕食を終えて、ふたりで遊びながら待っていました。夜8時過ぎに夫が帰宅。娘は嬉しかったのか、夫がダイニングで食事をしている間、ずっと近くのソファでジャンプをしていました。
よくあることなので、さほど気にもせず夕食中の夫と話していると、激しい泣き声が。
左腕を抱えて、ソファの上でうずくまって泣いているではありませんか!

 

私「どうしたの?」
娘「痛い(泣)」
私「どこが痛いの?」
娘「おてて(泣)」
私「おててのどこが痛いの?」
娘「(泣)」

 

2歳半になってまずまず話せるようになっていましたが、正確にどこが痛いのか、どうしてこうなったのかを説明することはできませんでした。特に外傷は見られません。私は泣き続ける娘を抱っこ。夫はgoogle検索(子供の骨折や打撲、脱臼)と分担。

 

夫「手をまっすぐに上にあげられるか?」
娘「こっち(右)はできるけど、こっち(左)は痛くてできない」

と言います。

 

かれこれ20分泣き続けており、顔は、涙とよだれと鼻水でぐしゃぐしゃ。これは脱臼かも?ということで、近くのレストンホスピタルの救急に行きました。この時すでに夜9時をまわっていたと思います。レストンホスピタルはいわゆる総合病院。娘はこちらの病院で生まれ、過去にも救急にお世話になったこともあります。
主人の運転で救急入り口に到着、最低限の個人情報を入口で記入し、症状を受付で説明するとすぐに病室に通されました。しかし、ここからは長かった、、、、。

 

シクシク泣く娘と待つこと10分、まずは痛み止め(Motrin)を飲みます。その15分後、誰か来た!と思ったらInsuranceの確認のおばさん。看護師がとうとうきた!と思ったら、病室のテレビのチャンネルを子供番組に合わせてくれただけで去り(来ないよりかはマシ)、その30分後にレントゲン室へ。診断はその40分後でした。合計約2時間。

 

診断としては、「左肘関節の骨折による腫れが見られる(ヒビのラインは見られない、潜在骨折の可能性)。上腕骨(二の腕の骨)、尺骨(肘のした〜手首の骨)には骨折は見られない」というものでした。

 

fractured elbow … ヒジの骨折、ヒビ
occult fracture … 潜在骨折
elbow joint … ヒジ関節
humerus … 上腕骨(二の腕の骨)
forearm … 尺骨(肘のした〜手首の骨)
effusion … 関節に水がたまって腫れること
dislocation … 脱臼
soft tissue … 柔らかい組織、軟骨や筋など

 

診断が終わると看護師が二人来て、肘を曲げた角度で添え木をあて、包帯で固定しはじめました。同時進行で、レントゲン写真の入ったCD、専門医の場所・電話、痛み止めの処方箋を受け取り、添え木は仮なので明日以降なるべく早くレントゲン写真のCDを持って専門医に行くことと言われて終了。夜11時過ぎに病院を出ました。

 

痛み止めは、Tylenolに入っているアセトアミノフェンより強いイブプロフェンが配合されているMotrinを処方され、帰りにTargetに寄って購入し、帰宅。疲れたのでしょう、娘は家についてMotrinを飲んだら、スヤスヤと眠ってしまいました。

 

 

骨折2日後:ボーンドクター(専門医)に行くぞ!

 

翌日、母は起きて早々に専門医に電話。子供ですし、動き回るので、なるべく早く予約させてくださいとお願いし、今日は無理だけど明日なら、、、ということで予約ゲッツ!お昼頃に一度痛み止めを飲ませて、家で静養。娘もぐったりで動きたがらないので、絵本を読んだり、テレビを見て過ごしました。そして、プロがやってくれたとはいえ、不安定な添え木のままでの着替えも、お風呂に入るのも難しいので、その日は体を拭いて就寝。

 

そしていよいよ、骨折2日後になり、ボーンドクターに向かいます。ここでは、肘を曲げたままカーシートのベルトを装着するという難題が。添え木がずれそうで怖かったのと、本人も左腕を持たれると「痛いところを動かそうとしているのか!」という恐怖で泣くので、やむなく腕を曲げたまま、手を通さずに上からベルトをかけて、出発しました。もちろん、超安全運転で、、、
(つづく)

 

Written by ママ特派員