2019.01.29 Tue | BLOG
子どもが骨折して救急にかけこみました!パート2
こんにちは、Pinecrestです。
ずいぶんと時間がたってしまいましたが、あけましておめでとうございます。
今年は、いのしし年ですね〜ブヒブヒ。(この鳴き声はブタ?)猪突猛進、今年もよろしくお願いします。
さて今回も骨折ネタで引っ張り、パート2をお送りします。
骨折から2日目 専門医(ボーンドクター)に到着!
超安全運転で向かったのは、我が家から25分ほどのSouth Ridingにある専門医(ボーンドクター)。こちらでよくある、小さな平屋建て店舗が連なるモールの一画に、ドクターばかりが集まった3階建の建物があり、そのうちの一つでした。
朝は9:15に予約していきましたが、すでに待合室で1組待っており、アメリカは朝が早いなあとしみじみ。娘はカーシートから外すときは少しパニックになりましたが、車から降りると泣くこともなく、しっかり待合室で座って待てました。
受付で保険やレストンホスピタルからの紹介であること、レントゲンCDの受け渡しを終えると、すぐに病室に通されました。
看護師が来て仮の添え木を外し、再度レントゲンをとりました。ここでも恐怖におののいて大泣きするかと思いきや、シクシクと少しばかり泣き、あとは看護師さんに名前を聞く余裕ぶり!!えー!!
そして、これまたすぐに、ベネディクト・カンバーバッチにそっくりなドクターがやって来て、昨夜のレストンホスピタルでの診断同様、ヒジ関節の骨折であることを告げられ、最低3週間はギプスで固定しておく必要があり、その後どうするかは3週間後のレントゲン次第と診断されました。
質問ありますか?と聞かれたので、「骨折の原因となる動きはなんだったのか?」と聞いたところ、「断定はできないけれども、体を片手で支えたこと、その時に捻り(ひねり)の力が加わったことが考えられる」とのこと。
ううーむ、それは痛そう。。。
ということで、処置室に行ってギプス(英語だとキャスト:Cast)の色を選んで、例の看護師さんに装着してもらいました。ぐるぐる巻きにした後に、表面をサッと水で濡らしたら、あら不思議あっという間にカチカチに固まりました。おまけにロリポップまでもらって、娘は終始ニコニコ。機嫌よくボーンドクターを後にしました。
その後のギプス生活、大変なのはお風呂!
ギプスは水に濡らすのは厳禁なのですが、なにせヒジ。そして2歳児。
体の半分だけシャワーをするなんてことも出来ないし、あまり濡らさないように気を遣って動くなんてことも出来ないので、サランラップ、ゴミ袋、ハンドタオル、防水機能付の医療用テープを使って、ぐるぐる巻きにしてシャワーに入ることに。
まずサランラップでギプスをぐるぐるに覆い、ギプスの上下の縁にハンドタオルを防水テープで固定、最後にゴミ袋に穴を開けてちょうどいい長さにカットしたら上下のハンドタオルのところに防水テープで止めます。
防水テープを皮膚から剥がすときに痛がりましたが、これなしでは上手くいかないので我慢。この準備が30分はかかるので、初夏で暑くなりかけていましたが、週に2回しかシャワーに入れず、それ以外の日は体を拭いてあげていました。
そして本物のギプスは、仮の添え木と比べて重いようで、段差の登り降りはバランスが取れず、フラフラしたり転びました。
おトイレで自分で拭こうとして前傾して落ちたことも、、泣
3日もすれば慣れてきますが、最初はよく見ておいてあげた方が安心です。
このギプスのお陰で、色々なお母さんや道行く人に声をかけられました。
「おお〜かわいそうに、、、」というベタなものから、
「うちもやったのよ〜、どの位ギプスかかりそうなの?ほんとすぐ折れるわよ」とか、
「ソファで飛んじゃダメよ、あの子はそれで骨折したのよ」と教訓に使ってもらったり。
買い物でLEGOショップに行くと、店員さんがLEGOのイラストを書いてくれたり。
最初は「2歳で骨折なんてさせてしまって、私の監督不行き届きだわ、、」と落ち込んでいたのですが、話しかけられると本人も陽気に「あのね、ソファでね、、、Five little monkeysみたいでしょう!!」と嬉しそうに話しているのを見て、くよくよしなくなりました。
3週間後、果たして骨はつながった?
3週間後のレントゲンで、浮腫がなくなり、つながったでしょうというお墨付きをボーンドクターでもらえ、無事にギプス卒業!
ギプスをとるときに、もの凄い「ギーーーーン」という大きな音のする電動ノコギリで切るのですが、これはなんと、おなじみDaniel Tigar Neighborhoodの”Miss Elaina Gets Hurt/Daniel Feels Better”の回をたまたま見た際に、そのシーンが出てきて予習済みだったため、大騒ぎすることもなくクリア!Amazon Prime Videoに入っていて本当によかった!!
看護師さんにべた褒めされ、またもロリポップをもらい、ボーンドクター大好きになって骨折生活を終えました。
ギプスをとった日、最初は本当に恐る恐る動かしていましたが、翌日にはプリスクールでうんていをやろうとしていたので止めました、と担任の先生から言われるほど、あっさり日常生活に戻りました。
骨折生活は丸3週間で終わり、親としてはホッとしました。
治りが早く、後遺症なども残らない簡単な骨折だったことも幸運でした。
親になって思うのは、子供の病気や怪我が一番辛く、ながーく感じるということ。できることなら代わってあげたい、、、と、じれったくなります。
その一方で、子供はたくましく、治ればあっけらかんと忘れてしまうところもあって、救われますよね。
今娘は、わんぱく盛りの3歳。
ちょっと危ないところからのジャンプ、氷やら、石やら集めては投げて、、、が大好き。
安全は大切ですが、あまり深く悩まず、何かと病院にはお世話になるのかなーと思って、思い切り一緒に遊びたいなと思っています。

Written by ママブロガー