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2018.05.29 Tue | BLOG

その他 | ブログ

IKEA HACK!第2弾 子供用クローゼットをDIY

 

こんにちは、ママ特派員のPinecrestです。
家事の時短を考える時に、「段取り」って本当に大事だなとしみじみ思います。

 

しかし、その段取りをあっさりと崩してくれるのが・・・、そう、子どもです。

 

ある日の朝ごはんの時のこと。todoリストアップ、かかる時間を見込んで、出発時間から逆算して、と頭の中でシュミレーションしながらモグモグと食べていると、おおっと!娘の泣きじゃくる声が!

 

「この靴下じゃ嫌だ!」
「今日はプリスクール行かない!!」
「!!!」(心の声:たった、それだけのことで・・)

 

出発時間が迫る中、シュミレーションが音を立てて打ち砕かれる瞬間ですね。
スムーズに進んでも、回復までに5分ほど。機嫌が悪いと15分。
お子様をお持ちの方なら、一度はご経験あるのではないでしょうか?

 

「自分で決めて、自分でできるようになってもらう」
子供についての時短といえば、これに尽きるかなと私は思います。
特に2歳のイヤイヤ期、自分の思い通りにならないと泣き叫ぶ時期を経て、それは確信になりつつあります。

 

もちろん、一人でできるようになってもらうまでに、時間がかかります。私(母)がやったほうが10倍早いわ、、、1000倍?、、、いや、このままだといつまで経っても終わらないんじゃ、、、とイライラする事も、まだ何度もありますけどね。

 

さてさて、前置きが長くなりましたが、今回はIKEAハック第2弾「子供用クローゼット」のDIYを紹介します!
自分で洋服を選んで、自分で着られるようになってもらうためには、クローゼットも彼女サイズのものがよいだろうとPinterestで夫が見つけてきました。IKEAの定番収納用シェルフを少しアレンジするだけで、1歳半くらいのお子様から使ってもらえる、子供用クローゼットになります。

 

 

我が家はリビングに置いて、引出し下段:靴下、上段:アクセサリー類(ヘアピン、ゴム、ブラシ、サングラス、・・・たまにドングリなども入っています)、上の棚には帽子、バッグ類、コート掛けにジャケット・ブラウス類を収納しています。

 

 

そして側面に姿見の鏡。これは大ヒットでした!
百聞は一見にしかず。出かける前の姿見として使っているのはもちろんのこと、口の周りが汚れているよ、鼻水が出ているよ、と声をかけると、鏡まで行って自分で見てティッシュで拭くことも。新しい服を買うと、一人ファッションショーも催されております。

 

 

<基本の材料>
IKEA KALLAX Shelf unit 2段×2列
IKEA KALLAX Insert with 2 drawers
IKEA LOTS Mirror(設置用に両面テープが同梱されています)
・その他
突っ張り棒
高さ調節用の脚(身長が伸びてきたときに高さを足すため)
ドライバー

 

突っ張り棒はAmazonで、高さ調節用の脚はHomeDepotで購入しました。
DIYはちょっと、、、という方にはkids closetでAmazon検索すると色々商品が出てきます。ただ、2歳くらいの子にはちょっと大きいかなというものが多いです。

 

さて作り方のステップとしては、下記の5ステップ。
①KALLAX drawerを組み立てる
②KALLAX shelfを、コート掛けにする部分は横板を入れずに、組み立てる
③①と②の合体
④突っ張り棒をコート掛け部分に設置
⑤鏡、高さ調節の脚を設置

 

難所の木材カットや、ヤスリがけ、ペンキ塗りが無く、組み立てすればいいというシンプルさがありがたい!そして子どもが”自分の”引き出しに何かをしまう時や、靴下や服を選んでいる時の嬉しそうな顔と言ったら!

 

また「子どものために」と思って作ったクローゼットですが、思わぬ副産物が二つありました。ひとつは、子どもがこれ以外の引き出しに物を隠さなくなったこと。それまでは、えーっ、ここに!?と思うところに、拾ってきたドングリや小石、おもちゃの部品がしまってあることがありました。見つけるたびにギョッとして、衛生面を考え嫌な思いをしていましたが、今は基本的にこの引き出しに彼女の宝物は収納されています。
二つめは、このクローゼットは子どもが管理するので、「わかりやすく」「しまいやすい」を最優先して、物の種類も数も増やさなくなったこと。掃除や片付けが大嫌いな私にとって、とてもいい勉強になりました。

 

我が家は1歳半くらいから使っていますが、脚で高さを調節すれば、これからも長いこと使えそうです。

Written by ママ特派員