2018.10.11 Thu | BLOG
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Sumireのアメリカ妊娠・出産体験記~母乳のお話
ママ特派員のsumireです。
今回は母乳のお話。出産するまで母乳に関して謎だらけで色々本も読んでみたのですがいまいちピンときませんでした。出産直後もいっこうに出る気配もなく少し心配していたのですが、3日後突然やって来ました。
おっぱいがカチカチになってびっくりするくらいの激痛でその痛みはどんどんひどくなってきました。あまりの痛さに病室で大泣きしたのを覚えています。ラクテーションコンサルタントによるマッサージを受け30分ほどしたら痛みも落ち着きました。
本来はもっと早くにラクテーションコンサルタントの指導を受けるはずだったようなのですがどうやら見落とされていたようです。ここはアメリカなので諦めました。
そして初めて我が子が一生懸命母乳を飲む姿は本当に愛おしく感じました。
しかし、またもや痛みとの戦いが始まりました。新生児のうちは2時間おきの授乳。赤ちゃんが乳首をガシガシと何十分も吸っているので、そんな経験をしたことがないママの乳首は真っ赤かです。とにかく痛い。医師からもらったラノリンクリームを塗る事で少しましになりましたがそれでも痛かったので、日本の友人に相談すると、授乳のたびにラノリンクリームを塗って、ラップをするといいと言われたので試してみると、すごい効果!すっかり痛みが引きました。ラノリンクリームは是非病院から貰っておくといいと思います。
私は特に完全母乳にこだわっていなかったのですが、結果完全母乳の育児になってしまいました。というのも、生まれて間もない頃、医師から「お母さんの負担を減らすためにもフォーミュラを使用するのは全く問題ない」と言われ、私もその意見には賛成だったのでしばらく母乳メインで人工ミルクを使用していました。しかし、生後1カ月頃に赤ちゃんがうまく乳首を吸えなくなってしまったのです(乳頭混同というらしいです)。焦った私はしばらく哺乳瓶をやめて全て直接おっぱいからあげていました。ある日、主人が哺乳瓶でミルクをあげようとしたら赤ちゃんがギャン泣きして全くミルクを飲もうとしません。その後色々試行錯誤をしたのですが、結局赤ちゃんは哺乳瓶で飲む方法を完全に忘れてしまったようで、仕方なく完全母乳に切り替えました。なので、すぐにでも働きたいママや、たまには赤ちゃんを置いてお出かけしたいと考えているママは少なくとも1日1回は哺乳瓶でミルクを飲ませる練習をした方がいいと思います。
後、母乳だけをあげていると、人工ミルクの味が嫌いになるようなのでもし混合育児をされる場合搾乳した母乳だけでなく、たまに人工ミルクをあげて慣れさせておくと良いと思います。搾乳するのも結構時間がかかるし、おっぱいが足りなくなったりするので私は始めのうちは人工ミルクにお世話になりました。2人目はママのストレスを減らすために混合育児にしようと思っています。
完全母乳か混合育児かはママの考え方次第なので自分の生活スタイルにあった方を選ぶと良いと思います。ただ赤ちゃんは思った以上に繊細で、ママの思い通りにいかない事もたくさんあるのでその場合は臨機応変赤ちゃんに合わせてあげればいいと思います。
ゴクゴクミルクを飲んでスヤスヤ眠る姿は本当に可愛くてずっと赤ちゃんのままでいてほしいとさえ思ってしまいます(笑)
【参考】
搾乳機は医師の指示があれば無料でもらえるので一度保険会社に確認すると良いと思います。私はmedelaというメーカーを使っていましたが特に問題ありませんでした。
ラノリンクリームはLansinohというメーカーのものを使用しておりました。赤ちゃんが乳首を吸う前に拭かなくても大丈夫とのことです。
Written by ママブロガー