2017.04.27 Thu | US INFO
子供とストレス
大人がストレスを感じるように、子供だって、ストレスを感じます。
「え!?だって子供は、学校に行って、ご飯食べて、遊んで、寝てるだけじゃ・・・。」
いえいえ、小さな子供だって、
家族やお友達や学校といった外的要因が、ストレスになることもあるし、
時には、自分自身でストレスを生み出す(例えば、自分が思い描いているように、ボールを蹴れないとか)こともあるんです。
また、最近の子供達は、とても忙しいです。
学校に、習い事に、お友達とのプレイデイトに・・と、
売れっ子アイドルのような毎日を送るキッズもいます。
私達親も、無意識のうちに、「よかれと思って」、
子供のスケジュールを詰め込みすぎることもあります。
しかし、実際、こうした息つく暇もない毎日が、
子供達のストレス要因になることも。
これに限らず、ストレス要因には、さまざまな理由が考えられますが、
それでは、子供がストレスを感じているなと気づいた時、
私達親は、どういったアプローチをすればよいのでしょう?
以下、おすすめアプローチをまとめてみました。
1)お家でのんびりする時間をもつ。
忙しすぎる毎日を送るキッズの場合、
まずはお家でゆっくりする時間をつくってあげてください。
家族でのんびりボードゲームで遊んだり、絵を描いたり、
DVDをみたり・・と、お家でリラックスできる時間をもうけてあげてください。
2)子供の感情を受け止める。
子供がストレスを抱えて、悲しそうだったり、
怒ったり、イライラしている時には、
「あなたが今こんな感情だということに、パパやママは気づいているよ」
と伝えてあげてください。
子供のストレス要因が、子供自身で解決できそうな場合は、
そのまま見守ってあげてください。
と同時に、
「もし何かあったら、パパとママがいつでも側にいて、サポートするからね。」
というメッセージも伝えてあげてください。
3)子供に選択権を与える。
例えば、家族でこれから見るDVDを子供に決めさせたり、
どんなゲームで遊ばせるか等々、時々子供に選択権を与えてください。
「私は、自分で選択し、自分で決めることができる」という自信が、
自己肯定感をアップさせ、ストレスを軽減する役割を果たすこともあります。
4)両親自身が、ストレスとうまく向き合っているところを見せる。
両親が、ストレスに落ち着いて対処しているところを、
子供に見せてあげてください。
ストレスを感じていても、叫んだり、怒鳴ったりすることなく、
冷静に対応している両親をみることで、子供も、それを真似するようになります。
そして、とっても大事なこと。
それは、
笑うことです。
家族全員で、いっぱい笑う機会をつくってください^^
Written by マレー上野真衣子